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2021-02

楽天バンガード インデックス投信は投資対象から外すべきか

今日はこのリリースから
有価証券の貸付取引(レンディング)に関するお知らせ
https://www.rakuten-toushin.co.jp/news/pdf/20210219.pdf
https://community.rakuten-toushin.net/lending/

▼内容
以下のファンドは業界でも初めての試みで有価証券の貸付取引に
よる品貸料を獲得し、収益源を多様化することで更なる投資成果
(パフォーマンス)の向上を目指す

・楽天・全米株式インデックス・ファンド
・楽天・全世界株式インデックス・ファンド
・楽天・新興国株式インデックス・ファンド
・楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド

▼貸株とは
証券会社を通じて第三者に株を貸す対価として「貸株金利」と呼ばれる
利息を受け取れる
ソース
https://money.rakuten.co.jp/woman/article/2020/article_0026/

▼貸株のデメリット
貸している証券会社が倒産してしまった場合は貸株を返却してもらえない

▼何が問題か
個人投資家はインデックス株式投信にリスクを取って投資しているが
貸株による、さらなる追加リスクを許容できるか。マザーファンドで貸株
による損失がもし発生すればその分、私達が保有中のファンドの基準
価額は下落するでしょう。

交付目論見書の抜粋
有価証券の貸付取引等において、取引先リスク(取引の相手方(レンディング・エージェントを含みます。)
の倒産等により契約が不履行になる危険のこと)が生じる可能性があります。
https://www.rakuten-toushin.co.jp/fund/nav/rivge/pdf/rivge_P.pdf

▼まとめ
どの証券会社にどの割合で貸付するかなど明確な基準が不明、そして投資家だけ
に貸株リスクを背負わせるのかなど、情報不足でますます不安になる。

頭の体操になるが貸株率50%ですべて損失になった場合、基準価額が半額になる。
スーパーの半額シールはメリットがあるが、保有ファンドが半額になるかもしれない
追加リスクを考えると、現時点で当ブログは楽天バンガードの投資を推奨しない。
 
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テーマ:インデックス投資 - ジャンル:株式・投資・マネー

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Author:405@four o five
2005年からブログ開始
2009年からインデックス投資
スタート
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先進国株式を積立中

405@four o five

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